WaterMan

私は布団に入って寝た振りをしていた

ダイゴが

「お母さん!!サンタさんがWii持ってきてくれたよ！」

嫁は

「・・・・・・」


ニコニコ顔で包みを豪快に開ける

すると顔色が変わっていく

そして崩れ落ちた

布団にもぐりこんで出てこない

「どうしたの？」と聞く

「違う！コレじゃない！だからイラナイ」

そぉ～とぉ～ショックだったらしい


ほんとに欲しかったのはコレ



サンタが持ってきたのはコレ




包みを見たら間違えるわな

大きさもだいたい同じくらいだし

でも、こんなものイラナイ発言に私は起きて聞いてみた

Ｂ「ホントにいらないのか？せっかくサンタが持ってきたのに」

ダ「だってWiiが欲しかったのに。手紙も書いたのに」

Ｂ「いらないって言うなら、来年サンタ来ないよ！いいのか？」

ダ「サンタが来ないのは嫌だ！だったら使う！」


何とかなだめ、落ち着いた頃ダイゴが一言

ダ「じゃぁ、お父さんがWii買ってね！絶対だよ！」

約束させられてしまいました

はぁ～。また出費だ・・・





このやり取りをずっと見ていたヤツがいる

それは、次男坊コウキ
（コウキはサンタから靴を貰って大喜び）

ダイゴがバックをいらないと言った瞬間からコイツはタイミングを計っていたようで

コ「ダイゴ～、いらなかったら俺が貰うよ。ダイゴはコウキの靴履けばいいさ～」

と、ニコニコ顔

その前に君の靴はダイゴに入りませんから！


その旨をコウキに伝えると、残念そうにしてましたが

コイツはまだ諦めてないはず



そんな、クリスマスの朝でした